2009.10/13
前回(10/6)はsky引きを一枚だけ行ったが、今日はflat-fieldingした後のcl0024の全画像に対してsky引きをしてやる。基本的には前回やったことを繰り返すプログラムを組むだけ。
・clスクリプト・・・IRAF上で機能するプログラム言語。大体c-like。
(メモ書き程度)変数宣言:rial→実数、string→文字列
#から始まる部分→コメント
文字列1//文字列2→文字列をつなげる。
☆其の一 clスクリプトを作る
・まずは雛型をとってくる
鍛冶澤先生のページからmedian sky引きのCL scriptの例というのを作業スペースにコピーする。ちなみに中身はこんなの(example_medskysub.cl)
あとはこれを今の目的に合わせて書き換えるだけ。こちら(新しい名前sky1013odd.clという名で保存)に書き換えて更にコメントを加えたものを載せとく。プログラムの説明は難しくて自信ないので、コメントはあてにせず自分で読み込んだ方がいいかも・・・
同様に偶数チップ分もclスクリプトつくる。→こんなの(新しい名前sky1013even.clという名で保存)
☆其の二 clスクリプトを実行する
iraf上で以下のようにコマンドうてば実行してくれる。
cl> cl< sky1013odd.cl
Feb 27 15:50: IMCOMBINE
combine = median, scale = none, zero = none, weight = none
lthreshold = -1000.
blank = 0.
Images
nrmflMCSA00038399.fits
nrmflMCSA00038401.fits
nrmflMCSA00038403.fits
nrmflMCSA00038405.fits
nrmflMCSA00038407.fits
Output image = nrmmedsky.fits, ncombine = 5
Finish No.1!
Feb 27 15:50: IMCOMBINE
combine = median, scale = none, ze
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・終わったらちゃんとできているかどうか確認
$ ls subsky* > subsky1013odd
$ wc subsky1013odd
81 81 2025 subsky1013odd //ちゃんと81枚あることを確認//
更に
cl> imhe @subsky1013odd
subskyflMCSA00038397.fits[2048,2048][real]: CL0024
subskyflMCSA00038399.fits[2048,2048][real]: CL0024
subskyflMCSA00038401.fits[2048,2048][real]: CL0024
subskyflMCSA00038403.fits[2048,2048][real]: CL0024
subskyflMCSA00038405.fits[2048,2048][real]: CL0024
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などとしてちゃんと実体があるかも見てみる。
ds9で適当な一枚をdisplayさせてみると
cl> !ds9 &
cl> reset stdimage=imt4096
cl> display subskyflMCSA00038405.fits 1 →こんなの
上手く出来たっぽい。
後は同様に偶数チップ分もclスクリプト実行してやる。
cl> cl< sky1013even.cl
終わったら一応リスト化
$ awk '{print "subsky"$1}' fl_field_even > subsky1013even
cl> imhe @subsky1013even //で確認//
こちらもdisplayさせてみると
cl> display subskyflMCSA00038408.fits 2 →こんなの