☆IRAF使う際に良く出る端末コマンドメモ+IRAFタスクメモ
詳しくはリンクにもはってる丁寧な説明ページで学んだ方がいいが、ここではとりあえずMノート内でよく出てくるコマンドをメモっとく。
◎linux端末上のコマンドメモ
・more ファイル名・・・ファイルの中身を1ページずつ見せてくれる。lessも同じ働き。
・awk '条件文{print $列}' ファイル名・・・データファイルの内条件文を満たすデータのみ見せてくれる。
・sort -n -k 数字 ファイル名・・・データファイルのデータを〜列目が小さい順に並べ変えてくれる。
・コマンド > 新しいファイル名・・・awkやsortでいじったデータファイルを新しい名前を付けて保存。
・コマンド | コマンド・・・コマンドを続けて使用できる。
ちょっとした例
$ awk '$2>1.2 && $2<4.3{print $1,$3}' hoge.dat | sort -n -k 1 > neohoge.dat
hoge.datというファイルの2列目が1.2から4.3の行の1列目と3列目だけ選び出す。更にそのファイルの1列目が小さい順に並べ替えて、neohoge.datという新しい名前で保存!
・sex hoge.fits -c hogepiyo.sex・・・SExtractorの実行。hoge.fitsという画像に対してhogepiyo.sexというパラメータファイルかけてる。
・sex hoge1.fits hoge2.fits -c hogepiyo.sex・・・SExtractorのW mode。hoge1.fitsで天体検出を行い、その検出された場所でhoge2.fitsに対して測光する。
・csh・・・cshに入る
↓
chmod u+x hoge.csh・・・ユーザーにhoge.cshの実行権限を持たせる(ls -l hoge.cshで確認できる)
↓
./hoge.csh・・・cshellスクリプトの実行
・grep 文字 ファイル名・・・あるファイルから特定の文字を含む行を選ぶ
・paste ファイル1 ファイル2・・・ファイル1とファイル2を横に並べて同時に表示。
◎IRAFタスクメモ(オプションがいろいろあるがそれは省いた。)
・cl・・・起動コマンド。必ずlogin.clがあるディレクトリで行うこと。
・?・・・現在使えるpackage一覧が出てくる。
・help タスク名・・・タスクの説明
・imhe ファイル名 ・・・fitsファイルのヘッダの一部が見れる。
・imhe ファイル名 l+ | more・・・ヘッダが全部見れる。
・!ds9 &・・・ds9をIRAF上から起動させる。
・display ファイル名・・・ds9でfitsファイルを表示。
・imstat ファイル名・・・fitsファイルの統計データの表示。
・epar タスク名・・・タスクのパラメータを見せていじらせてくれる(便利!)
cl> epar imstat
I R A F
Image Reduction and Analysis Facility
PACKAGE = imutil
TASK = imstatistics
images = new1222even.fits,new1222even+.fits List of input images
(fields = max,min,mean) Fields to be printed
(lower = INDEF) Lower limit for pixel values
(upper = INDEF) Upper limit for pixel values
(nclip = 5) Number of clipping iterations
(lsigma = 3.) Lower side clipping factor in sigma
(usigma = 3.) Upper side clipping factor in sigma
(binwidt= 0.1) Bin width of histogram in sigma
(format = no) Format output and print column labels ?
(cache = no) Cache image in memory ?
(mode = ql)
・imcopy ファイル名 新しいファイル名・・・imageコピー
・imarith ファイル1 演算子 ファイル2・・・ファイル1とファイル2の四則演算(+,-,*,/)
・xyxymatch・・・二つの画像ファイルから同一天体を探して対応表作ってくれる。
・geomap・・・xyxymatchの対応表から変換規則を算出してくれる。
・geotran・・・geomapの変換規則に従って、画像1に位置合わせするように画像2を変形してくれる。
・cl< hoge.cl・・・clスクリプトの実行
・rtext・・・テキストファイル→fitsファイル形式に変換
・mkpattern・・・新しいfitsファイルを作れる。パッケージはartdata
・phist・・・等級bin毎の天体数を弾き出す
・gauss・・・任意のガウス関数で画像をconvolveする
・imexam・・・ds9画面上で色々な情報引き出せるタスク
(カーソルを目標天体に合わせて"e")→等輝度線の表示
(カーソルを目標天体に合わせて"r")→fitting具合が見れる
(カーソルを目標天体に合わせて"a")→FWHMなどが見れる
("q")→imexamモード抜ける
imexamについていじりたい場合→"epar imexam"など